1/27に公開された映画、「レジェンドアンドバタフライ」もう観られた方はいらっしゃるでしょうか?
織田信長とその妻帰蝶の夫婦視点の映画とのことで、歴史ファンの私としてはとても楽しみな映画です。いつか必ず観たいと思っています。
そして今年のNHK大河ドラマは、「どうする家康」ですね。ご覧になっている方も多いのではないかと思います。
数々の苦境に立たされつつも忍耐に忍耐を重ね、最後に天下人になった徳川家康。
今年は歴史好きにはたまらない1年になりそうな気がしますね!
約260年に渡り続いていく江戸幕府を家康が開くことができたその訳は、ただ我慢強かっただけではないかもしれません。
家康の直前に天下統一に手のかかっていた人物と言えば織田信長と豊臣秀吉ですね。
信長は49歳、秀吉は62歳で亡くなっています。それに対して家康はなんと74歳!当時の平均寿命が40数年と言われていたことを考えると驚異的な長寿ですね。
もしも秀吉がもう少し長生きしていたら。もしも家康がもう少し早く亡くなっていたら。きっと日本史は大きく変わっていたことでしょう。
実は家康は、健康オタクとしても知られておりそのおかげもあってか長寿をなし、江戸幕府を築けたとも言えるかもしれないのです。
その健康法の1つ目が食事です。麦飯を好んで食べていたとのことで、美味しい白米はほとんど食べなかったと言われています。家臣が家康に気遣って美味しい白米を用意したら激怒したというエピソードも。麦飯などの雑穀米は白米に比べて、ミネラルやビタミン、抗酸化作用に関わる栄養素が約20倍、食物繊維が約2倍、そして血糖上昇率は約80%とあらゆる健康面で優れていると言えます。うちの子供達にも小さい頃から雑穀米に馴染ませておけば良かったと後悔しております笑
また鶏肉や猪肉など、脂身が少なくタンパク質の豊富な肉を70歳すぎても旺盛に食していたと言われています。高齢になってくるとどうしてもタンパク質の摂取量が低下し筋肉量が落ち、運動量の低下に陥ってしまいがちです。
また味噌や納豆、そして新鮮な野菜を選んで食していたと記録されており、今まさに注目されている腸内細菌理論に関しても当時からすでに実践していたと言えるのです。
そして二つ目が運動です。高齢になっても大好きな鷹狩りを頻繁に行っていたとのことで、この鷹狩りはかなりの体力を使う競技のようでした。また武術や水泳の鍛錬などもやっていたとのことでしっかりと運動も行なっていたようです。
70歳すぎても好きな運動や趣味ができることって素晴らしいことですしみんなの目標ではないでしょうか。
他にも家康は薬についての知識が豊富であり、医学や健康への勉強も熱心だったことでも有名ですね。
このように、家康は健康にまつわる多くの取り組みを行なっていたことも、天下をとることができた大きな一因とも言えそうですね。
今回のテーマをざっくりまとめると、
①今も昔も、健康の基本は食事と運動にあり
②今も昔も、健康長寿がみんなの願いである
ということでしょうか。
天下統一を目指しましょう!とは言いませんが、
いつまでも元気で好きなことができるよう今日から一緒に取り組んでいきましょう!